皆さんこんにちは。連休は楽しく過ごされましたか?
僕も祝日の昨日は休みだったので、ナツトと釣りに行ってきましたよ。(^^♪
「シロギスとイシモチとイイダコとアジとシーバス、どれに行きたい?」
と聞いたところ、
「シーバスに行きたーい!」
どうやらシーバス(セイゴ、フッコ、スズキと成長する出世魚です。ルアーで釣る場合、ひっくるめてシーバスと呼びます。)の強い引きを体感したいらしいのです。
「海の大物をつってみたーい!!」とか言っています。。。
一年生のナツトには一日船は体力的にも、精神的にも持たないので、半日船にすることに。
そこで、川崎の「つり幸」さんにお邪魔することにしました。昨日は午後から暖かくなる予報だったので、午後船に乗ることにしましたよ。
『本日の目標』
ナツト:シーバスを一匹釣り上げる。
僕:ナツトに自力で一匹釣らせる。
↑ランチパックを食べやる気満々のナツト。
この日は小潮で、午後からは全く潮が動かないという、条件的には最悪の日だったのですが、まぁ釣れなくても楽しめればいいのです。
↑向かいのアジ船は大混雑。イシモチ船も満員御礼。シーバス船は11名程と子供連れの僕には非常に助かりました。(ナツトちっちゃすぎです・・・)
↑昨日使ったルアーはこんな感じです。ピンクや赤金、イワシカラーなど、どれもカラフルでキレイですね。最初はどれにする?と聞くと、ナツトはギャロップの赤金を指さしました。
12:30に出港し、ポイントまで45分かけて浦安沖のオープンフラットエリアに移動します。
この時点で多少イヤな予感はあったのです。。。ストラクチャー狙いなら真下に落とせばいいのですが、フラットのエリアでは遠くに投げないとなかなか釣れません。。。 が、まぁ楽しければいいのですけど。。。
ポイントに到着し、いよいよ釣り開始。
手の小さいナツトにはベイトリールは使えないので、スピニングリールを使わせます。
僕が遠くに投げて、ナツトに竿を手渡します。→
ルアーが底に着いたらリールのハンドルを10回巻きます。→
ベールを返してルアーを底まで沈めます。→
底まで着いたら、また10回巻きます。→
ルアーが近くまで来たら上まで回収して、また僕が投げます。。。
この繰り返し。背が小さく船べりに竿がぶつかってしまうので、巻くときは僕が竿に手をかけぶつからないようにします。。。
・・・・・そうです、この状態では僕は全く釣りができません・・・・・。(>_<)
でもね、いいんです、、、。小さい子供と船釣りに行ったら、親は「自分が釣りをしよう!」なんて思ったらいけません。(p_-)
鳥山を探してあっちこっち移動しますが、鳥がほとんどいません。
開始からしばらくは誰にもなーーんにも釣れませんでした。
45分ほどたったでしょうか。
ナツトが「1.2.3.4.・・・」と声を出しながら巻いていると、
ゴゴーーーン!!! と竿に当たりが来ました!
なんと、船中最初にヒットしたのはナツトです!
僕が少し手伝いながら上げてくると、水面に顔を出したのは、キレイなシーバスです。
船長さんが、あわてて飛んできてタモですくってくれました。
↑ ギャロップの赤金で仕留めた37センチのキレイな初
シーバス(セイゴ)。ナツトも嬉しそうです。
周りの方からは「すごいね僕ー」と誉められます。
ナツトは銀ピカできれいだねー、と言っています。でも今度はセイゴじゃなくてフッコを釣りたいとか言っています。(*^_^*)
そうです、そうです、そうなんです!
海で逞しく生きている魚の綺麗さや躍動感を僕としてはナツトには感じてほしかったのです。
魚屋さんの魚は死んでしまっているので体色が変色して本来の魚の色が出ません。水族館の魚も生きてはいますが色が落ちてしまっていて、野生の魚の色とは違います。
ナツトは目を輝かせ、釣りあげたシーバスをしばらく眺めたり、突っついたりしていましたよ。(=^・^=)
その後もエンジンきって流しながら釣って行きますが、たまーーに誰かにポツリポツリと小さいシ-バスが釣れる程度、、、こんなに釣れない日も珍しいです。。。
ナツトが、「手が痛くてつかれたー。」
と言うので、ナツトはおやつタイムにして僕も釣り開始。
渋々です。。。
フォールで釣れましたが、こんなに釣れない日も珍しいです。。。
しばらくして復帰したナツトは釣り再開。
僕が投げて、後は勝手にやらせます。
まだ、実質90分くらいしか釣りをしていないのに、船長から
「あと10分であがっていきます」
と魔のような宣告が・・・。
僕は何とか魚を掛けてナツトに竿を渡して魚の引きを味わってもらおうとあの手この手と頑張りましたがダメです。釣れません。
今日はもうダメかなーー、、、、と思ったその時です!!
ナツトの方を見ると竿が曲がっています!!
「なんか重たい。。」
とリールを巻いています。 ゴミでも掛けたか? と思い見に行くといきなり
「バシャバシャー!!」
と50センチほどのシーバス(フッコ)がエラあらいしました。
慌ててフォローに入り、水面まで上がってきたシーバスを僕が抜きあげます。。。。
が・・・・・、、、、
なんと、あろうことか船べりに「ベチッ」とあたり、針がはずれ、
「バッシャーン!!」
と、周囲に響き渡るような音を立て海へお帰りになってしまいました。。。(T_T)
ナツト:「おとうさんのせいだ・・・・・」
僕:「ゴメンゴメン、もう一匹釣ろう。。。」
船長「ハイ、それじゃーあがっていきますので片付けお願いします」
僕「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
その後のナツトの様子↓
目も合わせてくれません・・・。
「おとうさんのせいだ、おとうさんがわるいんだ。」と言っています。
疲れたのか、このまま寝てしまいました。
昨日の釣果↓ 船中三分の一の人はボウズでした・・・
釣れた魚は美味しく頂きました。 この頃にはナツトの機嫌も直り、「またシーバス釣りに行きたい、今度はフッコ釣ってやる~」とか言っていました。。。 ヨカッタヨカッタ。
子供と同じ趣味を持て、親子で楽しめるなんて最高の幸せだと思います。
寒くなってきましたが、またナツトとはシーバス釣りに行きたいと思います。その時は必ず「フッコ」を釣らせますよ。
読んで頂き、ありがとうございました。
ナツト君、その口惜しさがあれば君は将来立派な釣り師になれるぞ~
大きくなったらパパが釣った事が無いような大きな魚を
おじ(ぃ)さん達が釣らせてあげるからもっと腕を磨こうね^^
おじさん、ぼくがんばってお父さんより、りっぱな釣り師になります。
こんどつれていってください。 なつとより