ここではストレッチの効果を高める為に知っておきたい事を、いくつか解説したいと思います。ストレッチを行う際に参考にして下さいね。
- ストレッチのポーズは、1、2秒では効きません。
じわっと筋肉を伸ばして20~30秒はその姿勢を維持しましょう。
- ストレッチの間は、『ゆっくり自然に呼吸』するのが原則です。
息を止めてしまうと筋肉がリラックスできませんので注意しましょう。
- 今回は誰にでもできて、しかも効果の高いスタティックストレッチを解説します。
このストレッチの特徴は「反動を使わないこと」。
反動をつけて伸ばすと、筋肉は伸展反射によって逆に、縮もうとします。
そのため、筋肉が伸びてリラックスすることが出来なくなってしまうのです。
- なるべく特定の筋肉に偏らずに全身を公平にストレッチしましょう。
肩も腰も足もあちこちの筋肉をかわるがわる伸ばしましょう。
- 痛みを感じる所まで伸ばすのは禁物です。
「気持ちいい」「チョッと痛いかな」ぐらいのところでとめておきましょう。
ストレッチは身体がどれだけ柔らかいかを誇示するものではありません。無理は禁物です。 - 疲れている身体にストレッチは不思議なほど効果あり。ストレッチは疲れて硬くなった筋肉の血行を良くし、老廃物を流し去ってくれます。
※ストレッチは疲労回復、痛みの予防に最適で、ココロまでリラックスさせる事ができますが、正しく行ってはじめて効果が出ます。
痛みの急性期、強い時期はやってはいけません。もし、解らない事がありましたらご来院時にお気軽にお尋ね下さい。
それでははじめましょう。
《悠々ストレッチ》


②背筋を伸ばして顎を引き、手を頭の後ろで組みます。
③背筋を伸ばし、片方の手を反対の頭に当てます。


⑦仰向けに寝て腕を横に伸ばします。



④両肘を肩のラインまで下げうつぶせに。
⑦大の字姿勢からゆっくり体をひねります。
⑧あぐらを組み、外側にくる膝頭に向けて体を倒していきましょう。
②両足を開いて床に座ります。
③床に片方の膝を着いて反対の足膝は立てて座ります。
④床にすわり、両足のウラを合わせて、かかとを鼠径部に引き寄せます。
②イスに浅く座ります。
③両手を前でしっかり組み合わせ、親指を下にしてゆっくり伸ばしていきます。
④片手を前にまっすぐ伸ばします。