「白子が食べたい」

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「白子が食べたい」

2023.02.25

「白子が食べたい」

皆さんこんにちは。風が冷たい日が多いですが先日のお休みは鯛を釣りに行ってきましたよ。
実は子供の成人式のお祝い用に先月も鯛を釣りに行ってきたのですが、残念ながら鯛は釣れず、クーラーに入ったのは茶色いお魚と銀色のお魚だけでした。。。
↓　茶色いカレイと銀色のタチウオ

今回はリベンジマッチ！どうしてもクーラーに赤いお魚を入れて帰りたいところです。
船宿は横須賀新安浦港の長谷川丸さん。
７:15 キレイな日の出を見ながら出船です。

↓　タックルはエンゲツＸＲ‐Ｎ‐Ｍにエンゲツプレミアム。
もう一本はＧＡＭＥエンゲツにバルケッタプレミアム。
0.8号のＰＥに12ポンドのリーダーを4.5ｍ。
100gのヘッドにオレンジのネクタイで開始です。
20分ほど走りポイント到着。水深50～60ｍラインでスタートです。
この日は北風がビュンビュン吹いていてとにかく寒い！波も高くて立っているのがやっと。とっても釣りずらい状況です。

船長が出船の時に「最近はお昼からの方が釣れているからそれまで頑張ってね」と仰っていたので波に翻弄されながらものんびりタイラバを巻いていると底から5巻きしたところで
「ゴンゴン、ゴン、ゴゴン！」と鯛特有のアタリが。
「朝からいきなり来ちゃったよ！」と思いながらロッドを送り込み、再度グーーンと引き込んだところで合わせを入れ戦闘開始！

６００gに設定したリールのドラグが「ジーージジーーーー！」と心地よい音を奏でています。
「この音が聞きたかったのよ！」と内心つぶやきながら船長に「きましたよ」と合図を送ります。

久しぶりすぎて大興奮。
僕の脳内から色々な脳内物質が出ているのを感じながらバラさないように丁寧に巻き上げ、無事に船長の構えるタモに収まったのは綺麗な真鯛でした。
↓　スタートのオレンジネクタイで
幸先よく釣り上げることができ気分上々で釣り再開。
１時間後、底から巻き上げてすぐに鈍く重たいアタリがきました。
鯛ではなさそうですが、「グーーングーーーン！」と重たく引きます。
何か大きな魚が掛かったようですが、何が掛かったのかさっぱりわかりません。。。

「エイではないなー、サメでもなさそう。。なんだろう？？」と腕にたくさんの乳酸を溜めながらようやく水面近くまで上がってきた魚を覗いてみると何やら茶色い大きな魚が。

見た瞬間、「デカいヒラメ」だと思い込み、「船長！ヒラメーー！！デカいーー！！」と大声で叫んでしまいましたよ・・・

慌てて船長がタモ片手に駆け寄ってくれましたが、水面まで上がってきたヤツを見て、
「サメだよ～～」と・・・

色がヒラメとそっくりなんですよ。。。
水面下３mのところで見たときはヒラメだと思ってテンションが上がりまくったのですが、釣れ上がったのはカスザメでした。

すっかり落ち込み、気分転換をしようと氷結を呑んだのですが、これがいけなかった。
激寒🥶なところにギンギンに冷えた氷結を呑んでしまった僕の体は骨まで冷え切ってしまい戦闘離脱。
船室で３０分間冷え切った体を温めることに。

冬で海から富士山がキレイに見える日はほとんど極寒の日です。

お昼近くになり風が収まってくると、ようやく日差しに温もりが感じられなってきましたがなんとここまでアタリが１回あったのみ。
サンドイッチとおにぎりを食べ、あと一匹釣りたいなーと釣りを再開するとホントに来ましたよ！
「朝、船長がお昼過ぎに釣れるよ！」と言っていたのを思い出しました。

今度のタイは朝釣れた鯛より引きが強く大きそうです。ヒットしたのは深場の80ｍライン。
またしても脳内からアドレナリンやエンドルフィンをピューピュー噴出しながら釣り上げたのは、カッコ良いオスの真鯛！
オスと言うことはもしかして時期が少し早いですが「白子」が入っているかもしれないぞ。
と、ほくそ笑みます。
鯛の白子は「メチャクチャ美味しくてひっくり返るよ」と聞いていたのですが、釣った時期が白子が入っていない時期だったり、（一般的に鯛の白子や真子が入っているのは３～５月です）メスだったりで白子は一度も食べたことがなかったのです。